2009年5月21日木曜日

2007 Office system SP2 の統合インストール

Microsoft office 2007

2007 Office system では、Service Pack などの更新プログラムのインストールソース(DVD) への統合が非常に簡単になっています。

今まで更新プログラムの統合は、手間がかかり、個人ユースにおいては、SP+メーカー(とっても便利!一度使ってみて!) などの統合用のプログラムがほぼ必修でした。

その、SP+メーカーも、2007 Office system はサポートしていません。する必要が無いほど簡単になっているためではないかと思います。

2007 Microsoft Office system Service Pack 2 がリリースされたので、2007 Office system のインストールソース(DVD)に統合してみます。

自分も詳しいわけではないですが、それでも簡単です。一緒にやってみませんか (^_^)b

アーカイバ、ディスクイメージ作成、マウントツール、バーチャルマシンなどがあると、スムースにできますが、あくまで、その他のソフトを必要としないやり方でやってみます。

一口に、Office 2007 といっても、数種類のパッケージがありますし、Excel だけの単品などもあり、Service Pack 2 もそれに応じて数種類あります。

ここの下段から、対応したSP2 をダウンロードしてください。

必要のないものを統合しても、無視されるだけですので全部統合したとしても問題ありませんが、煩雑になってしまうので、ここでは、もっとも一般的な、KB953195 (office2007sp2-kb953195-fullfile-ja-jp.exe) を統合してみます。

  1. office2007sp2-kb953195-fullfile-ja-jp.exe を C ドライブにコピー。C ドライブに Temp というフォルダを作成します
  2. ファイル名を指定して実行 → C:\office2007sp2-kb953195-fullfile-ja-jp.exe /extract:C:\temp → O.K

    キャンセルを押してはいけません!

  3. C:\temp に更新ファイルが展開されます。

  4. C ドライブに Office12 というフォルダを作成して、2007 Office system DVD の 内容をコピーします。

  5. C:\Office12\Updates フォルダ(もし無かった場合は作成してください)に先ほどの、Temp フォルダの中身を移動します。

  6. これで完了ですので、setup.exe を実行してインストールできます。Office12 フォルダが Office 2007 SP2 になります。

簡単ですね (^.^)
長々と書きましたが、種を明かせば、Updatesフォルダに更新プログラムを入れるだけです。(^^;)
でもちょっとだけ補足と注意事項。

Updates フォルダには、/extract オプションで解凍した *.msp ファイルを入れてください。*.exeをそのまま入れても認識されません。

また、サブフォルダを作成して入れてしまうとこれも認識されません。Updates フォルダにたくさんの *.msp ファイルが並んでいる状態になりますが、正しい順序に自動的に適応されます。

  • Service Pack に限らずほかの更新プログラムも統合可能です。
  • SP2 の前にSP1 を統合する必要はありません。
  • SP2 はプログラムの追加と削除から削除できません。
まず無いと思いますが SP2 を削除したい場合は、2007 Microsoft Office スイート Microsoft Service Pack Uninstall Tool を使います。

公式の説明は、2007 Office system の統合された更新処理 にあります。